白馬岳山頂付近に咲く黄バナシャクヤク↑
間もなく7月、夏山の開幕であります。
7月を待たずにして昨日、夏山一番、我が家より最も近い白馬岳(2932m)に出かけて来ました。
山頂付近はさすがに花の白馬と言われるだけあってもう既に綺麗な高山植物がいっぱい咲いております。
またウラ白馬岳は残雪がビッシリ、緑と白のコントラストも素晴らしい!
ウルップソウ↑
この白馬岳は頂上を踏むだけではその魅力の半分くらいしか分かりません、私は地元なのでもう十回以上この山に登って来ましたがやはり半日は掛けてウラ白馬、旭岳とか清水岳方面を歩いて見ると意外な発見や雷鳥に会えたり静かな時間を過ごせます、また旭岳と白馬山荘とのコル、柳又谷源頭付近からは向日の朝日岳が良く見えゆかりさんのいる朝日小屋の赤い屋根も見えています。
北アルプス入門コースと言われるくらいの山ですが危険な一面もあります。
それは白馬の魅力の一つである大雪渓ですが今年はクレパスがあちこちに出来ておりまた落石も多くこの点は注意が必要です。
大雪渓のクレパス↑
また大雪渓では夏、ガスの発生することも多いので落石やクレパスが見えにくいこともあります。
白馬岳の登山口は猿倉(1235m)で当館からクルマ30分ほどでご希望のお客様には送迎も行います。
小雪渓↑
小雪渓のトラバースは雪を切って階段状にしてくれているので安心です。
葱平の夏道から対岸の夏道を繋いでいます。
小雪渓からは40分程で村営頂上宿舎に到着、そのまま稜線まで上がるとこの旭岳(2867m)が目の中に飛び込んできます、時刻は既に15時30分、このまま今夜の宿舎、白馬山荘に入りたいところだが明日の天候はあまり良くないようなので、もう一がんばりスキーで柳又谷に滑り込んだ!
雪は滑りよいザラメ雪で調子に乗って滑って振り返ると結構滑り降りてしまった。
ソコからの登り帰しが大変で天気は良いもののお腹は空いてくるし早く宿に入りたい。
頑張って柳又谷を登りきり、16時40分やっと白馬山荘に到着、部屋は何と個室で窓からの景色が最高で大喜びした。
夕食まで少し時間があり外も明るいので山荘のサンダルを借りて頂上まで上がって見るが人は誰も居ないが眺望最高で雪倉、朝日」、小蓮華、栂池方面、杓子、白馬鑓などがとてもよく見えとっても幸せな気分になった。
後は山荘に戻り夕食を済ませ早めに寝ました、この日の宿泊者は私を含め5名だけでした。
白馬山荘の朝食↑
朝の山荘前↑
二日目の朝も晴れだった、山荘の窓から剣岳、毛勝三山が良く見える。
7時30分、山荘を出発してまず清水谷の方に降りて見た。槍ヶ岳が見えた。
その後は柳又谷の方にも降りて見た。
そして今日は昼から天気下り坂お予報なので9時30分頃から大雪渓を下り初め、クレパスに少々びびりながら降りて、猿倉に11時30分無事着いた。